熊本市役所本庁舎等の建て替えをめぐり、市は、新庁舎の建設予定地の地質調査を前倒しして、2025年度に着手する方針を示しました。

熊本市役所の建て替えを巡っては、市はこれまでに「本庁舎」を『NTT桜町ビル跡地』に、「中央区役所」を『花畑町別館跡地』に建て替える方針を示しています。

きょう(9日)、開かれた市議会の特別委員会で市側は2026年度以降に予定していた建設予定地での地質調査を2025年度から実施する方針を示しました。

NTT桜町ビルの解体工事が本格化すると、適切な位置で調査が行えないことが前倒しの理由としています。

市担当者「この調査が1年以上実施できないと、基本設計以降のスケジュールが大幅に遅れる」

市庁舎「建て替え」は2028年度以降に着工し、概算事業費は616億円を超える見通しです。