待つ時間で食感が変わる?

作り方を髙山教授に教えてもらいました。

用意するのは、ヨーグルトにコーヒーフィルターやキッチンペーパー、茶こしやざる。

あとは、セットして、上からヨーグルトを入れ、冷蔵庫で保管するだけ。

髙山教授「これで終わりです。待つだけです」

ちなみに、もっとしっかりと水分を切りたい場合は、ざるの上にキッチンペーパーをしいて、ヨーグルトを乗せるやり方もおすすめです。

髙山教授「下にポタポタと乳清が落ちてきて、だんだん水が切れていくという仕組みです」

髙山教授「水の切る時間によって、硬くなったり、柔らかくなったりするので、水をしっかり切ると、いわゆるグリークヨーグルトになる」

実際に2日間水分を切ったグリークヨーグルトを食べてみると…。

川上涼佳リポーター「やっぱり硬いですね。水分は抜けていると思う。ヨーグルトのおいしさはそのままで、より食べやすくなったような…」

グリークヨーグルトは、様々な料理に使えるのも魅力の一つ。学生たちが考えたのは、冷奴やカプレーゼなどのアレンジメニューです。

中でもおすすめが、マヨネーズの代わりにグリークヨーグルトを使って作ったサラダ。ヘルシーな一品に仕上がっています。

髙山教授「ヨーグルトひとつあったら、水の切り具合で、柔らかさや硬さを生かした料理ができる。出てきた乳清でスープもできる。お子さんから、高齢者の方までいろいろな世代の方におすすめです」

熊本県内には、グリークヨーグルトを気軽に味わえるお店も増えています。