― 一方でピッチャー陣はどのような印象を持たれました?
「ピッチャーも初日からブルペンでみんな、すごい球を投げていましたので、各自がしっかりシーズンオフにトレーニングしてきてくれたんだなというふうに思いますし、また、新しく加わった新人を含めて投手もいいものを見せてくれていると思います」

― 新人という話。常廣投手、もちろん、それ以外の投手もプロ1年目のキャンプでなかなか慣れにくい部分、お客さんの多さ、いろいろあったと思いますが、監督はどのようにご覧に?
「あのね、高(太一)とか、初日のブルペンを見てもかなり顔がこわばっていましたので、これはわたしも通ってきた道ですから、徐々に慣れていってくれると思います」

― キャリアの浅い選手も含めて、黒田博樹 球団アドバイザーからもかなり長時間のアドバイスを受けるシーンも見られました。
「黒田さんも初日から日南キャンプにびっちし、ついていただいて、すごく精力的に動いてくださりました。また、特に若い投手っていうのは、たくさん、いい言葉をいただいたと思いますし、いい時間になったのではないかなと思います」

― 主力投手の印象は?
「主力投手は各自、調整のやり方・ペースがわかっていますので、彼らに任せています」

― キャンプはこれから日南組と沖縄組に分かれます。選手には、どのようなことを望まれますか?
「『もっと、どんどん競争してくれ』と。『お互いに意識し合って、高め合ってくれ』と言いたいです」

― 日南キャンプでは先日の3連休も含めて多くのカープファンが来られました。その熱量はどのように感じられました?
「本当にたくさんのファンの方に見に来ていただいて、なによりも選手がすごく刺激になったと思います。ありがとうございます」

― なかなか、こちら日南に来られなかった広島在住の多くの方がいらっしゃると思いますのでメッセージを。
「キャンプはまた沖縄に、1軍は沖縄に行きますけれども、キャンプ地に来られないファンの方もテレビ、また報道等で楽しみに、競争を楽しみに見ていただきたいなと思います」