そして、その後はブルペンに移動して新井監督が見つめたのは、ドラフト1位ルーキーの 常廣羽也斗 投手です。

わたしもすぐそばでブルペンを見ていたんですけれども、本当に軽い力でもキュッとボールが走っているなという印象がありました。カーブとフォーク、さらにはストレートを中心に36球を投げ込んでいきました。

さらに常廣投手の投球を、末包昇大 選手もしっかりと見極めるというシーンも見られました。

広島カープ 末包昇大 選手
「(常廣は)力感なく、けっこう強い球を投げているなと思いましたし、後で球速を聞いたら、自分の思った以上の球が来ていたので、それがやっぱり彼のなんですか、持ち味といいますか、力感なく強い球を投げられているっていうのがいいのかなと思います。初めて見たんですけど、すごくいいいピッチャーだなと思いました。フォークだったりっていうのは本当にぼくは嫌だなという印象を受けました」

伊東平 アナウンサー
常廣投手ですが、体の出来、ここまでは7割~8割ぐらいかなということではあったんですが、きょうの最速150キロを超えたということで、7~8割の体で150キロを超えるわけですから、マックスになったらどんな球を投げるのか、楽しみです。

末包選手もフォークはバッターにとっては嫌な印象があるということではあったんですが、カーブとかもけっこうブレーキが効いている感じもしまして、またどんな投球を見せてくれるのか楽しみです。

そして、末包選手は、けがでキャンプは出遅れてしまいましたが、かなり順調に左足のけがはよくなってきているということです。ここからノックであったり、ダッシュ系であったり、また、どんどん状態を上げていきたいという話もしていました。

青山高治 キャスター
ルーキーの常廣投手は力感はなくて、もう150キロ出ているという話はすごいですね。

コメンテーター 木村祐之 さん(広島ハートセンター 院長)
ぼくは、森下投手が細いのに速い球を投げるのにちょっと似たような感じがします。すごいなと思います。

青山高治 キャスター
この時期に150キロ出るって、すごいことですよね?

木村祐之 さん
もう仕上がっているんだろうなと思います。