広島カープの 新井貴浩 監督が、この週末、新人の合同自主トレを視察しました。ルーキーたちに “今、どうしても伝えておきたかったこと” とは?

新井監督 新人たちの合同自主トレを視察(13日)

広島カープ 新井貴浩 監督
「みんな、元気でやっているかなと思って来たんですけどね、みんな、いい顔していたと思います」

13日(土)の午前中、新井監督が、大野練習場で汗を流すルーキーたちの視察に訪れました。

この日の朝に監督が来ることを知ったルーキーたち―。プロ入りして初めて監督を前にしての練習にこれまでと違う緊張感を持ちながらも、ふだんどおり明るくボールを追いかけていました。

広島カープ ドラフト1位 常廣羽也斗 投手
「意識とかはあんまりしていなかったですけど、やっぱり少し緊張感とかはありました」

練習を見守った新井監督は、ルーキーの姿に自らのルーキー時代との違いを感じました。

新井貴浩 監督
「今の新人の選手たちって顔つきもしっかりしていますし、体つきもしっかりしていますし、わたしたちが新人のころとは全然、雰囲気が違うなと思いますね」

新井監督が練習視察に訪れた理由は、先輩選手も一緒に練習する合同自主トレが始まる前に、ルーキーたちに伝えておきたいことがあるからでした。

新井貴浩 監督
「彼らにとっては全てが初めての環境になるので、知らず知らずのうちに緊張もありますし、疲労っていうのがたまっていくと思うんですよね。だからあせらずに、ゆっくり、じっくりやってくれというふうには伝えました」

常廣羽也斗 投手
「『自然と力を入れようとしなくても、力が勝手に入ってしまう時期だと思うので、自分のペースでがんばってほしい』ということを言われました」

新井貴浩 監督
「いやあ、わたし自身ももちろん新人の全員に期待していますし、また、今シーズン、いっちょやってやろうという楽しみな気持ちになっています」