およそ90人を前に、戦後についての証言をした男性…。


この証言に至るまでには、並々ならぬ思いがありました。


原爆投下から2か月後に撮影されたフィルム。日本映画社が撮影した広島の姿です。



中国放送(RCC)は、被爆50年をはさんで3年間にわたって、このフィルムに映し出された人たちの行方を探していました。



フィルムに記録された被爆者たちの中に、カメラを見つめる子どもがいました。この子たちは、このあと、どんな人生を歩んだのか。



RCCは放送を通して呼びかけました。しかし、反応はありませんでした。

調査から27年…。ことし、再放送した番組を見た方からRCCに連絡が入りました。

「こんにちは。このたびはお世話になりまして。…生きとりました、生きとりました」



映像の中で、「おんぶされていた子ども」=竹本 秀雄さんです。