竹本さんの気持ちに変化が起こりました。50年以上のつきあいになる親友の北川さんから東広島市で開催する原爆展で「おんぶした兄弟」の写真を展示させてほしいと依頼されたからです。



竹本秀雄さん
「77年ですよ。毎年、思いました。やっぱり言っていかんといけないのかというのはありましたね。ちょっと重たかったですけど。今はすごく軽くなっています」

先週、原爆展のスタッフが竹本さんの自宅に集まって打ち合わせをしました。原爆展を企画した岩城さんは、竹本さんの深い思いに理解を示しました。

東広島原爆展 黒瀬会場 実行委員 岩城学さん
「あの頃は差別があった。原爆に対する。これは家族のことを考えると言えない。放射能という怖い、目に見えないもののせいですよね」



77年間、語らなかった戦後。竹本さんは、初めて証言することを決めました



竹本秀雄さん
「やっぱり戦争です。戦争は本当に悪いと思います。戦争はいけませんね。それは大にして言いたいですね。泣くのは一般市民です」