
09:00 A.M. 1時限目「交通」
「気を付け! 敬礼! おはようございます!」
浅野文晶 教官:
「きょうは反則切符の作成要領をまたやってもらいます。違反者に対して告知をちょっとしてもらおうかなと。磯畑、やってみる?」
浅野教官(違反者役):
「おまわりさん、遅いよ。何分かかっとん?」
磯畑巡査:
「すみません、すみません、ちょっと時間かかってしまって、すみません。本日の違反なんですけど、本日はUターン禁止の所でUターンしたということで・・・」
浅野教官(違反者役):
「・・・で、どうするんですか?」
磯畑巡査:
「はい、えっ・・・と、これ・・・、納付書がこちらになるんですけど・・・」

浅野教官:
「はい、だめー!だめー。戻ってください。積極性は買うんですけどね、全然だめですね。」
浅野文晶 教官:
「最初は当たり前なんですけど一般人なので、一般人に毛が生えたようなものなので、長い時間をかけて、ようやく心身ともに整ってきたという感じ。」
10:30 A.M. 2時限目「柔剣道」
授業が終わると、すぐに着替えて道場に向かいます。剣道を指導する山本教官は、剣道の全国大会でベスト8の経験がある実力者です。
磯畑さんは教官に一対一で稽古をつけてもらいました。
磯畑海成 巡査:
「まったく別物・・・別のモノみたいな感じがすごいですね」

山本隆裕 教官:
「やっぱりこの初任科時代というのは、ある程度、警察官の基礎を指導する場ではあるので、厳しいことも言いますし、そこは連携して、うまく学生の気持ちも考えながら、しっかり指導していければなと思います」
昼食を食べると午後からの授業に向けて準備します。