18日からクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが始まる。広島カープは、甲子園に乗り込み、ペナントレースを制した阪神と戦う。RCC野球解説者の 安仁屋宗八 さんが、ラジオ番組でファーストステージの激闘を振り返りながら新井カープのこれからを展望した。
桑原しおり アナウンサー
安仁屋さん、やりました。
RCC野球解説者 安仁屋宗八 さん
やりましたね。きょう、だからね、「いっぺーいっぺー、ちゅーばーど(すごく強い・沖縄方言)」と言おうと思うたんですけど、控えめに…」
桑原しおり アナウンサー
控えめに? あら、その心は?
安仁屋宗八 さん
いや、いや、まだ今から。水曜日から(CSファイナルステージが)ありますから。もう本番です。まず勝つ。1戦目を取ったら完全に有利になります。やっぱりファーストステージと一緒で初戦。

桑原しおり アナウンサー
初戦がカギを握りますか。このクライマックスシリーズのファーストステージというと初戦からがんばりましたね、カープ。
安仁屋宗八 さん
みんな、本当、家族。チームワーク、最高やったですね。
桑原しおり アナウンサー
最高でした。もう、土日はカープに時間を取られて何もできなかったです、わたし。みんな、そうでしょうね。本当に手に汗握る、そして、しびれる展開。最後までどうなるかわかんない。
安仁屋宗八 さん
そりゃ、そうよね。この2戦、お客さん、最高な試合を見たんじゃないかな。ぼくも初っぱな(第1戦)、実況解説したんですけど胃が痛かった、終わってみたら。そのときはそうもなかった、興奮しとるから。だけど終わって、家に帰って、お酒の方も入らんかった。

桑原しおり アナウンサー
やっぱり、いろいろ気持ちも張り詰めているし、胃が痛くなるような展開でしたから安仁屋さんもそうとう心配されていたんですね。
安仁屋宗八 さん
いやいや、本当心配だったしね。よく勝ってくれましたね。

桑原しおり アナウンサー
でも、新井監督のさい配が今回、本当にズバズバ当たりましたね。
安仁屋宗八 さん
当たりましたね。シーズン後半はちょっとはずれが多かったんだけど、この2試合は特にすごかった。15日の 大道温貴(火消し) といい、その前の 末包昇大(ホームラン)、秋山翔吾(サヨナラ打)。

桑原しおり アナウンサー
ピッチャーを変えるタイミングも早め早めに…
安仁屋宗八 さん
今回は、やっぱり短期決戦ですから、それは気持ちはわかるんですけど。

桑原しおり アナウンサー
…にしても悩むじゃないですか。いや、これ、もう1人行けるかなとか。悩まずにバンと変えたところがすごいなと思って。
安仁屋宗八 さん
すごかったですね。さい配、ぴったり当たった。
桑原しおり アナウンサー
選手たちもいつ呼ばれて出ていってもいいようにしていました、今回。
安仁屋宗八 さん
選手も、ピッチャーは特に1イニング1イニング交代という感じでやっぱり心ができとったんじゃないかな、心構え。ただ、1人だけターリー、持っていますね。公式戦で中継ぎで7勝…
桑原しおり アナウンサー
確かに…
安仁屋宗八 さん
CSで1勝。1人にしか投げていないですよ。
桑原しおり アナウンサー
確かに持っていますね。でも、ここで、CSで帰ってきたっていうのが、また持っていますよね、タイミング的にも。
安仁屋宗八 さん
本当にこのさい配がピタッと合った。早く阪神とやりたいですよね。