東広島市の大学生「ななさん」も、カフェを訪れていた親子と話し込んでいました。

少年の母
「息子は吃音があるので、こういう場所に行ったら何か得るものがあるんじゃないかと思って」
大学生 ななさん
「ことばの教室って、あの…、今も行ってる?」
少年
「今も行ってます」
人と話すことが好きだというななさんですが、やはり話し方への不安から接客には挑戦できませんでした。

ななさん
「吃音をどうしても…、人前で自己紹介するときとかにどうしても隠したいみたいな感じをもっていて。でも、それも1つの考え方ではあると思うんですけど、人前で自己紹介するときに最初に自分が吃音だよって…言うのも1つの方法ということをアドバイスっていうか…、しました」
少年
「将来の話とかいっぱいしてくれたので、参考になった」
ななさん
「お勉強、がんばってね。ほどほどに」

カフェは、1回1時間の入れ替え制で2日間の営業…。100人のお客さんを迎えました。主催したスタッフの 矢田賢匠 さんも手ごたえをつかんでいました。

カフェを主催したスタッフ 矢田賢匠 さん
「吃音があっても楽しんでいる人を見て、じゃあ、そういう人たちにどうしたらいいんだろうと思って来てくれているわけなので、自分の伝えたいことが伝わっているのかなと」
来店した人
「ぼくも吃音があって、今、仕事してるんですけど、ちょっと難しくて…。広大病院に訓練に行ってたりするんですけど…」

吃音があるという男性は、カフェのことをYouTubeで知り、来店したそうです。ななさんと学校での体験を語り合っていました。