もう、クライマックスシリーズもこうじゃないかなっていうぐらいの顔合わせなんですけれども、相手投手も全部、9勝をマークという村上頌樹(8日)、大竹耕太郎(9日)、伊藤将司(10日)。

8日は、最優秀防御率を争うような2人(床田1.93、村上1.79)ではあるんですが、床田投手は阪神戦の防御率0.56と相性はいいです。一方、阪神の大竹投手は、対カープ防御率0.76と相性がいいんですけど、前回、ちょっと攻略しかけたっていうのがありました。

天谷宗一郎 さん
そうですね。いい流れ、光が見えました。

石田充 アナウンサー
森下投手は、阪神戦に勝ちはないですが、防御率は1.80といいです。九里投手は先週の中4日から今週は中6日になりますから、ぜひ、いいピッチングしてほしいと思います。

ただ、現実的な数字をわたくし、調べてしまいました。甲子園、今シーズン、9回戦って2勝止まり。なぜ負けているか、共通点を探しました。

負けや引き分けの共通点は見ればわかるんですけど、点が取れていない(2得点以下)。

さらに甲子園球場っていうのは、球場別のいろんな成績を見ると、ホームランが少ないです。5月19日に出た 堂林翔太 選手の1本だけなんですね。

河村綾奈 キャスター
へえ―。

石田充 アナウンサー
先週、DeNAが甲子園球場で阪神に2戦2勝だったんですね。どんな勝ち方をしたかというと、ロースコアな展開だったんですが、ホームラン3本で7点中、6点がホームランによるものでした。阪神はピッチャーがいいですから一振り、ワンチャンスの甘い球を逃がさずにいけるかどうかだと思うんです。注目したいのが、甲子園で負け越した4月・5月にはいなかった “ホームランバッター” が今、カープにはいるんです。それが、ブレーク中の 末包昇大 選手です。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)