
順調にけがから回復した栗林は、25日、抹消後、初めての実戦登板に臨みました。結果は、1安打・無失点。フォークの落ち方に少し課題を残すも、マウンドで投球する姿に、駆けつけた多くのファンから温かい声援を受けました。

栗林良吏 投手
「『応援してるよ』だとか、『早く戻ってきてね』とか、そういう温かい言葉をかけてもらいましたし、自分としてもすごい力になりましたし、やっぱり、もう一度がんばって、こうやって応援してくれるファンのみなさんの笑顔を届けられるようにがんばりたいなとすごく思いました」
完全復活を遂げ、いざ、交流戦へ―。再び “クローザー” として君臨すべく、心を燃やす栗林が、1軍の舞台で勝利を呼び込む1球を投じます。

栗林良吏 投手
「やっぱり自分は、入団してからこのポジションを任させてもらえたので、そこに対しての気持ちっていうのは強いですし、やっぱりそこで投げたいって、この2軍の期間で強く思ったので、そこはしっかり伸ばして、でも、やっぱり、ここは信頼を取り戻して、取りにいくポジションと思うので、しっかり信頼してもらえるようにがんばっていきたいなと思っています」

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石田充 アナウンサー
ついに帰ってくる男の今の気持ちだったんですけれども…

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
まだ、3年目なんですよね。即戦力で入ってきてはいるんですけれども、プロを3年しか経験していない選手が、今のインタビューを聞くだけですごいものを背負っていたんだなと感じると、大瀬良投手の言葉というのはすごく響いたと思いますし、本人が帰ってきてから、どういう起用法をされるかわからないですけれども、
いやあ、本当にやっと上位2チームを追いかける体制ってのができつつあるなというふうに感じます。
石田アナ
確かに “守護神” ですぐに起用されるのか、それとも 矢崎拓也 投手・島内颯太郎 投手・ターリー 投手らが今シーズン、セーブを挙げているので、どこで投げるのか、9回以外の栗林投手があるのかどうかも天谷さん、気になりますね。
天谷宗一郎 さん
気になるんですけども、やっぱり “クローザー” の栗林投手が早く見たいなと思います。
河村綾奈 アナウンサー
すっかりこの3年で定着しましたし、『信頼を取り戻す』っておっしゃってましたけど、全然、信頼は損なっていない、わたしたちはずっと信じていますよってお伝えしたいです。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビ 5月29日放送より)