広島カープの沖縄キャンプは、28日が最終日。現地からの報告です。

野手がいつもどおりバッティング・ローテーションを行う中、秋山翔吾 選手と 新井貴浩 監督が長い時間、話し込む姿が見られました。

一方、「好調だった」と新井監督も満足そうだったピッチャー陣は、床田寛樹 がただ1人、ブルペンに入ってピッチング練習を行い、背番号と同じ28球を投げ込みました。

午前11時30分、円陣を組んで最後の手締め。あいさつは、選手会長の 大瀬良大地 です。

広島カープ 大瀬良大地 投手(選手会長)
「『雪に耐えて梅花麗し』。厳しい寒さに耐えてこそ咲く梅の花のように、まだまだ未熟なチームではありますが、シーズンの苦しいこと、たくさんあると思いますが、それに耐えて、秋にどこもよりもきれいな花をみんなで咲かせましょう。優勝、日本一に向けて引っ張っていく存在であり続けます。さあ、行こう」

12日間の沖縄キャンプを終えましたが、開幕に向け、さらなる競争が続きます。

広島カープ 新井貴浩 監督
「充実したキャンプでしたし、あっという間でした。ベテラン選手は、レギュラークラスは順調な仕上がりだなと。若手は、最初のほうはなかなか思うように対応できていなかったんですが、先日の試合あたりからしっかりスイングできるようなってきたなと思います」

広島カープ 大瀬良大地 投手(選手会長)
「個人的にはすごく納得の1か月になったかなと思います。真っすぐを取り戻したい、良いものにしたいとオフから取り組んできて、今のところは良いものが出せているので、これを継続して1年間やっていけるように良い準備をしていきたい」