夫を失った13年前のクリスマス

2012年のクリスマスの朝、走行中のトレーラーから1枚800kgの鉄板15枚が落下し、対向車線の乗用車を直撃。この事故で乗用車に乗っていた松本さんの夫・康志さんが亡くなりました。
その後、トレーラーの運転手が鉄板の固定作業を怠り、たった1本のワイヤーロープで括られていたことが発覚します。康志さんが巻き込まれたのは「事故」ではなく「事件」でした。
「1回失ったもの、特に命は、どんなに努力をしても、誰がどんなに力を注いでも戻ってこない」と松本さんは話します。
夫を失って初めて感じた命の重み…。松本さんは、命を奪われる被害者だけでなく、加害者も生まないため、各地で思いを伝える活動をしています。
今年は自身の中で大きな出来事がありました。


































