広島県北広島町でクマが罠にかかっているのが見つかりました。近くには、別のクマがいる可能性があり、町などは近づかないよう注意を呼びかけています。

撮影 19日午後4時半ごろ 広島県北広島町

クマが見つかったのは北広島町中原の西宗川付近です。町などによりますと、午前9時ころ、「仕掛けていた箱ワナにクマ1頭が入っている」と地元住民から役場に連絡がありました。職員が現地で確認したところ、罠にかかっているのは子グマとみられるということです。北広島町には12日、クマがでた形跡があると情報が寄せられ、17日には、親子とみられるクマ2頭の目撃情報も寄せられていました。18日に、箱ワナ2基を設置したところ、このうちの1基にクマがかかったということです。ハンターなどが周辺を捜索しましたが、親グマは今も見つかっていないということです。

午後4時半過ぎには、RCCのカメラが、現場近くでクマのような動物1頭を撮影しました。

北広島町では、引き続き親グマを捜索するとともに、住民には、町内放送などを使って、近づかないよう注意を呼びかけています。