海上自衛隊呉地方総監部は18日、18歳未満の児童にみだらな行為をするなどしたとして、訓練支援艦「てんりゅう」に所属する20代の1等海士に対して、停職60日の懲戒処分を行ったと発表しました。
海上自衛隊によりますと、1等海士は2022年4月、愛媛県松山市で、被害者が18歳未満の児童であることを知りながら、みだらな行為をしたり、その様子をスマートフォンに録画したりしたということです。
2023年11月ごろ、一等海士との交際を解消する際に、被害者が「警察に届け出る」と言い、同年12月に一等海士が警察に任意で話を聞かれたことで事案が発覚しました。
一等海士は海上自衛隊に対して一連の行為を認めているということです。
訓練支援艦てんりゅう艦長の菊地亮一2等海佐は「隊員がこのような規律違反を起こしたことにつきまして、大変申し訳なくおもっております。国民の不信を招く事案を生起させたことを重く受け止め、隊員に対する教育・指導を徹底して参ります」とコメントしています。


































