12日に広島市安佐南区と西区で相次いだクマの目撃情報について市が調査した結果、痕跡は見つかりませんでした。
警察によりますと、12日午後6時20分ころ、広島市安佐南区山本町の市道で、付近を通りがかった人から「大人と子どものクマ1頭ずつを見た」と通報がありました。
その後、14日に安佐南区役所の職員と、区役所が派遣したクマレンジャーが合同で現場周辺を調査したところ、イノシシの足跡が発見されたということです。
同じの午後5時前にも、2kmほど離れた広島市西区己斐大迫にある公園で、「小グマ2頭を見た」と情報が寄せられていました。
翌日西区役所が派遣したクマレンジャーが、目撃された場所周辺を確認しましたが、クマの痕跡は見つからなかったということです。
警察は、今後もクマが活動するおそれがあるなどとして、▽目撃しても、刺激したり、近づかないようにして、110番通報してください▽家の周りにエサとなるようなものを放置しないようにする▽鈴やラジオなど、音のするものを持ち歩くようにするよう呼びかけています。


































