自宅のクローゼット内に3日間にわたり、出産したばかりの赤ちゃんの遺体を遺棄したとして、神戸市北区の24歳の母親が死体遺棄容疑で逮捕されていた事件で、兵庫県警は2月6日、母親を殺人容疑で再逮捕しました。

 取り調べに対し母親は、“赤ちゃんの首をつかんだところ、死亡した”という旨を述べているということです。


▽死体遺棄容疑ですでに逮捕

 兵庫県警が2月6日、殺人の疑いで再逮捕したのは、神戸市北区の無職・古畑美奈容疑者(24)です。

 県警によると古畑容疑者は、1月24日朝~26日夜までの間に自宅で、自らが出産した女の赤ちゃんの首を手でつかむなどして殺害した疑いが持たれています。

 県警は、同じ1月24日朝~26日夜までの間に、自宅のクローゼットにその赤ちゃんの遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で1月27日に逮捕されていました。

 取り調べに対し古畑容疑者は、“出産した赤ちゃんの首をつかんだところ、赤ちゃんが死亡した”という趣旨を供述し、容疑を否認しているということです。


▽病院が警察の対応に抗議する異例の事態に

 この事件は、熊本市で「赤ちゃんポスト」を運営している病院に、古畑容疑者が「死産した子を保管している」と連絡し、病院が警察に連絡したことから捜査が始まりました。

 死体遺棄容疑で逮捕された後には、病院側が“拙速な捜査・逮捕だ”として抗議の意思を表明する、異例の事態になっていました。

 司法解剖の結果、赤ちゃんは死産ではなく生きた状態で生まれ、その後に窒息死したことが判明しています。