広島県尾道市の市技「囲碁」の魅力を広めようと、市内の大学生が学びながら楽しめるおしゃれな囲碁セットを開発しました。

尾道市立大学・村上桃花さん(21)
「私が今回作った商品は「onogo」という商品です」

アクリル製の碁盤は、縦横7本の線がある初心者用の7路盤。瀬戸内海の多島美などが描かれています。よりゲーム性を演出する9枚の特殊なカードは、ゲームで、石を取った際に使います。「相手の碁石を捨て自分の石を置ける」などの効果が書かれているほか、因島出身の囲碁棋士・本因坊秀策の紹介も記されています。

尾道市立大学の村上桃花さんが大学3年の授業で、この商品の原案を発表したところ、府中市の「タテイシ広美社」の目にとまり、商品化に至りました。村上さんはこの商品をきっかけに、島の魅力にも目を向けてほしいと願います。

尾道市立大学4年・村上桃花さん
「囲碁の面白さであったり、尾道の観光地としての新しい魅力を伝えられたら」

商品は、尾道市立美術館やタテイシ広美社のオンラインストアなどで販売しています。