国内で年間約12万件、1日あたり約330件。これは現在、日本で報告されている人工妊娠中絶の件数です。

計画外の妊娠の背景には、避妊の失敗や知識不足、そして性暴力によるものなど、深刻な事情が潜んでいます。こうした「望まない妊娠」を防ぐための選択肢である「緊急避妊薬(アフターピル)」が、2日から国内の一部薬局で、医師の処方箋なしで購入できるようになりました。

広島県内の薬局でも始まった販売の現状と、購入の手順、そして専門家が指摘する課題を取材しました。

2日から販売が始まった緊急避妊薬「ノルレボ」です。性行為から72時間以内に服用することで、妊娠を8割程度防ぐとされています。