「地震はいつ起こるか分からない」日頃の備えは

広島でも「南海トラフ地震」が想定されています。青森県での地震から一夜あけた10日。地震への「日ごろの備え」について、広島で聞きました。

まちの人からは「水と缶詰は置いてある。いつ起こるか分からないので怖い」「広島では大きい地震がないイメージだったので、油断があった。青森と離れているが、備えないといけない」などと防災意識の変化を語る声が聴かれました。

30年前の「阪神・淡路大震災」を経験した女性(70代)は「寝ていて痛かった。突き上げるような、初めての体験だった」と当時の記憶を振り返りました。

別の男性(70代)は「冷蔵庫やタンスが倒れないように金具で留めている。ライフライン・交通機関がマヒすると心配。完璧に備えられているかと言えば、まだ足りない」と備えの難しさを語りました。