広島市の郊外にある「あさひが丘団地」が入居開始から50周年を迎え、6日、記念式典が開かれました。
式典には、広島市の松井一実市長や斉藤鉄夫衆議院議員をはじめ、地元住民などおよそ200人が参加しました。あさひが丘団地は旧安佐町農協が建設を計画。いまから50年前の1975年12月、4世帯17人の入居から始まり、最盛期にはおよそ8900人が住んでいました。

現在は6000人が暮らし、およそ半数が65歳以上と団地内の少子高齢化が進んでいます。自治会によりますと、空き家となった住宅は100軒以上あるものの、この3年間でおよそ50軒の新たな住宅が建ち、若い世代も入居しているということです。
あさひが丘連合自治会 尾田豊機会長
「空き家から更地にして、そして再生するかたちをとっていけば、若い方が入ってきます。次の世代へのバトンパスがスムースにいくよう、いかに我々が手助けできるか」
式典に合わせて周辺には露店も並び、多くの人たちでにぎわっていました。


































