観測の秘訣は「寝転がる」と「15分の準備運動」

「ふたご座流星群」という名前がついているものの実際には夜のいつ、どこに流れるかは予測できません。流れ星を写真に収めたい場合は、カメラで夜空を広範囲に捉え、写るまでひたすら繰り返し撮影し続けるのが最も確実です。
観測を楽しむための最初のステップは、まず楽な姿勢をとること。寝転がって空を眺められるように準備すると、首が疲れずに済み、広い範囲を長時間見続けることができます。
観測を始める前、まずは15分、夜に目を慣らすために待ちましょう。目が順応することで、より暗い流れ星も見逃さずに捉えることができるようになります。
流星を探してきょろきょろと動き回るのではなく夜空をぼうっと、広い視野で眺め続けることが成功の鍵です。天体観測には粘り強さが求められます。寒さ対策を万全に、たくさんの流れ星との出会いを楽しみましょう。


































