「家でできるんですか?」意外と身近な”睡眠の検査”

元プロ野球選手天谷宗一郎さん
「睡眠時無呼吸症候群の検査って、入院してするものだと思ってました」
広島ハートセンター循環器内科医中村真幸医師
「今はご自宅でできる簡易検査もあるんですよ。機器をお送りして、ご自宅で装着して眠っていただくだけです」

天谷さんの自宅に届いたのは、コンパクトな入れ物に入った検査装置。中には、腕時計のような本体と指先につけるセンサー、胸に貼る小型パッド--。想像していた医療機器とはまるで違っていました。

天谷さん
「病院に泊まらないとできないと思っていたので、驚きました。装置もコンパクトで手軽にできるんですね」

装着して、いつも通り眠るだけ。この小さな装置が一晩中、呼吸や血中酸素濃度、脈拍、体の動きなどを自動で記録してくれます。あとは、一晩装着した装置を送り返すだけです。

まさかこの”たった一晩の記録”が、自分の体の異変を映し出すことになるとは、このときはまだ思ってもいませんでした--