会場で実際に接客・・・あふれる笑顔

会場では、認知症の人たちがお客さんと楽しく会話しながら接客をしていました。
母親の働いている姿を見ようと来店した、息子の姿もありました。
母「頑張ってね」
息子「お母さんが頑張って」
母「はい、ありがとう」
息子
「実際こうやって外に出ること自体が好きな方なので、こうやって人とふれあう場があり、良いことだと思う」
中には会場を飛び出して一般席まで接客に行く人の姿もありました。
一般の客
「楽しかったですよ。皆さんニコニコしながら来てくれるので、おもわずこっちもニコニコしちゃう。さっきもお水入れてもらったし、優しい気持ちになりますよね」
客
「雰囲気がみんなやさしくて、とても楽しくて美味しくて幸せな時間を過ごさせていただきました」
接客した人
「楽しかったです。ありがとうございます。(Q実際お客さんとどんなこと話した?)あれ?覚えてない。でも面白かった」
注文をまちがえるレストラン実行委員会 戸谷修二委員長
「接客スタッフが『こんな楽しいことなんてないぞ、すごく楽しい』と向こうから僕に話しかけてくれた。何もしていない方もいましたけど、それはそれでありかなと。固定観念を取り払いたいというのもレストランの趣旨なので、そういう意味では成功だと思います」
このレストランは来年も開かれる予定です。