広島市で、知人宅の軽乗用車に放火して家に燃え移らせようとしたとして、広島県警は24日、広島市西区己斐上の自称・派遣社員の男(46)を現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、男は去年12月31日未明、広島市東区の知人宅に停められた軽乗用車の下にカセットコンロを置いて火を点けて、知人宅に燃え移らせようとした疑いが持たれています。
警察の調べに男は「放火なんてしていません」と容疑を否認しています。
近隣住民が火事を発見し119番通報。軽乗用車はフロント部分が燃えたほか、住宅の雨樋などにも延焼したということです。
警察は防犯カメラなどの捜査で男を特定したとしていて、事件のいきさつを調べています。