国道2号・西広島バイパスの延伸に向け、いよいよ本格的な工事がはじまります。工事に伴う渋滞を防ぐため、国などが迂回路を利用するよう呼びかけています。
西広島バイパスは、広島市中心部の西区観音本町から中区平野町までの2.3㎞を高架で延伸します。現在、中央分離帯を撤去する準備工事が進んでいて、近く高架橋をつくる本格的な工事が始まります。

これを受け、国や広島市のほか県警やバス、トラック協会などが対応を協議しました。
高架橋の工事が始まると、国道2号は順次、車線規制が必要となり、日中は2車線、夜間は4車線の規制が行われます。

渋滞を防ぐため国は▽平和大通りや▽広島南道路など4つの路線を迂回路として利用することで、交通を分散するよう呼びかけています。
また特設サイトを設けて最新の車線規制の情報を表示するほか、国道2号の渋滞状況がリアルタイムで確認できるようにするということです。
国交省 中国地方整備局 広島国道事務所 宮田 修 副所長
「国道2号の利用を控えていただきたい。そして公共交通機関の利用をご検討いただきたい。宜しくお願い致します」
国と広島市は9月に地元説明会を開き、その後、高架橋の工事に着手するということです。
