連日の酷暑が続いています。先月28日には、広島県福山市で高齢の女性が熱中症で亡くなっていたことがわかりました。女性は屋内に1人でいたとみられ、エアコンが作動しておらず、室温は高かったということです。

2024年夏のエアコンの利用状況を年代別に示したグラフを見ると、意外にも利用率は高齢者ほど高くなっています。ただ、気になるのが不使用の理由。全体の1位は「電気代が気になる」ですが、70代、60代で多いのが「窓を開けたり扇風機で十分」でした。70代は「暑さを感じず必要ないと思う」も他の年代よりも多くなっています。夏は長期戦となりそうです。高齢者には、周りの人が促すなど、適切にエアコンを使用していかなければいけません。
