今月、広島市植物公園が公式Xに投稿した内容が大きな話題になっています。投稿には、通常見慣れない「落亀注意」と書かれた看板の写真が添えられていました。
広島市植物公園は、市の中心部から車で30分ほど走らせた自然豊かな場所にあります。
「落亀注意」の看板が設置されたきっかけは2025年9月上旬。閉園後、作業していた20代の職員が園内の急斜面からカメが転がり落ちてくる様子を目撃しました。

公式Xの投稿(9月9日)
「先日、閉園後に職員が作業していたところ、急斜面からイシガメが降ってきました。 現場には「落亀注意」の看板を設置しましたので、皆さん、看板を見かけたらカメが降ってこないか確認しながらご通行ください。#広島市植物公園 #イシガメ」
珍しい出来事はたちまちSNSで拡散され、5万人を超える人から「いいね」されるなど、多くの関心を集めました。その後、カメの安否を気遣う声に応え、追加で投稿しました。

公式Xの投稿(9月10日)
「カメの安否を心配する声があるようなのでご報告します。 カメは池側の柵を超えたところで逆さまに引っかかっていたので、救助しました。 焦っていたせいか玉手箱は貰えませんでしたが、カメも人も無事だったので十分です。#広島市植物公園 #落亀注意」