来シーズンから広島ドラゴンフライズの本拠地となる広島グリーンアリーナの今後の利用について14日、県が有識者などを集めて意見交換会を開きました。

意見交換会には、大学教授やスポーツ、エンターテインメント関係者などが出席しました。グリーンアリーナは現在、スポーツのほか、コンサートといった有料の興行などに利用されていますが、来年10月から5シーズンは、ドラゴンフライズの本拠地になることが決まっています。

グリーンアリーナの現時点での稼働率は100%で、来年10月からドラゴンフライズの試合が年間24試合程度行われるため、スポーツや有料興業などの利用のひっ迫が見込まれています。

出席者からは「都心部に多目的アリーナが足りていないのではないか」といった意見や、他の施設との役割分担が必要ではないかといった意見などが出されました。

広島工業大学 福田由美子教授
「何かを減らさない限り入らないということになると思うので、グリーンアリーナじゃないところで出来るものは何かを洗い出した方がいいのでないかという気がした」

広島県スポーツ推進課 田口新也課長
「予断は持っておらず、フラットに意見を聞いて何とか、調整できるところがあれば、そこにアプローチしていきたいという思いでいる」

意見交換会は、来月も開かれます。