広島県尾道市の因島にある2つの病院の統合に向けて、必要な施設の整備へ地鎮祭が行なわれました。

因島医師会病院は、近くの因島総合病院と来年4月に統合します。総合病院の老朽化が背景です。
統合で、総合病院が担っていた診療科も医師会病院へと引き継がれます。透析診療を島内で継続するため医師会病院は敷地の一画に透析棟を設けます。
鉄骨3階建てで、1階に増設分の外来診療室が入り、2階が透析診療のスペースとなります。透析用に39のベッドを用意します。
地鎮祭では病院関係者ら約40人が出席し、地域医療を守っていくことを誓いました。

因島医師会病院 藤井温院長「地域のみなさんの安心をまず、守っていくことが重要」
透析棟は5月中の着工、来年2月の完成を予定しています。