17日から2日間、「大学入学共通テスト」が行われます。受験生の皆さんにはぜひ日頃の勉強の成果を発揮してもらいたいと思いますが、これからお伝えするのは親の心得についてです。ベストセラー小説「ビリギャル」の著者として知られる学習塾の塾長に聞きました。
坪田信貴さん
「この受験をイベント化しないっていうことです。あくまで『人生100年時代』と言われてますが、そのうちのたった1日に過ぎないよという認識を持つことが大事だと思います」
個別指導塾「坪田塾」の塾長、坪田信貴さんです。
成績が学年でビリだった高校生を難関大学の現役合格へと導いた坪田さん。その過程を描いた著書「ビリギャル」は累計120万部を突破。このほど、新作を出版しました。
受験生の親の心得について坪田さんはまず「試験前に特別なことをしない」ことを強調します。
坪田さん
「例えば試験前だからやたらと栄養ドリンクをたくさん渡すとか、トンカツを毎日作るとか、『これは特別なイベントなんだぞ、いつもとは違うんだぞ』っていうことをたくさんやりがちなんです。急に声かけが増えるとか、あと神社も何個も行くとかですね、それって明らかに余計なプレッシャーを与えることになりますよね」
また、「失敗を前提にした言動をしない」ことも大事だといいます。
坪田さん
「『これがダメだったとしても人生終わりじゃないからね』とかですね、『失敗しても次があるからね』とか、これらの言葉って一見優しさに見えるんですけども、優しさじゃなくて『失敗のイメージ』っていうのをまず提示することになるので」
一方、受験生に対しては「焦らない」ことを呼びかけています。
坪田さん
「例えば『用意スタート』と言われてから、隣の人が自分よりもだいぶ早く紙をパサって動かすとか、鉛筆でカタカタカタカタこう書き始めるとか、そういう音だったりで、すごく敏感になるので。大事なのは、うまくやろうとせずに淡々とやる」
「緊張したら深呼吸を繰り返す」など、テスト中にやることを前もって決めておくのもいいといいます。
坪田さんは「かつてのセンター試験では『知識の量』が問われた。現在の大学入学共通テストでは『知識の使い方』が問われ、より難しくなっている。AI時代の社会で必要な能力が試されるのでぜひ頑張ってほしい」と話しています。



































