安佐動物公園のロゴを作成 デザイナー ナターシャ・ガリャーシンさん
「こういう話が来てとても嬉しかった。もともとロゴマークとか、そういうシンプルな形のデザインを作るのは大好き」

ロゴをデザインしたのはドイツから来て、いまは広島市で暮らすデザイナー、ナターシャ・ガリャーシンさんです。動物園から依頼を受けた当時は、広島市立大学の非常勤助教でした。

芸術学部の教授だった及川久男さんの監修を受けながら、完成させました。

広島市立大学 名誉教授(当時 芸術学部教授)アートディレクター 及川久男さん
「ゾウを使ってやっていこうと。その中で彼女が考えたのが隠し絵というのかな。すごくいいアイデアを思いついた」

ロゴができる前、安佐動物公園では、職員が書いたというゾウのイラストを使っていました。このゾウを生かそうと考えるうちに、ナターシャさんの中で、「隠し絵」のアイデアがひらめいたといいます。

安佐動物公園のロゴを作成 デザイナー ナターシャ・ガリャーシンさん
「その影はこう見える、その影はこの動物に見えるとか考え始めて。自分は楽しみながら、どんな動物を子供たちが好きか調べて」