広島カープの日南秋季キャンプは、第1クール最終日。末包昇大 選手(28)は「打撃フォームをいちから見直す」ことをテーマに掲げています。新たな挑戦をするキャンプ参加 “最年長選手” を朝から追いかけました。

広島カープ 末包昇大 選手
「おはようございます」

― 第1クール最終日、いかがですか?
「もう、ボロボロです」

― きょうも長い練習が予想されますが?
「自分の課題と向き合って、しっかりと一球一球、大事にやっていきたいなと思っています」

― きょう1日、追わせていただくので。
「よろしくお願いします(笑)」

鍛錬の秋季キャンプ 1時間目

末包が練習を始動させたのは、全体練習が始まる朝9時。7日もほとんどの時間をバッティング練習に費やします。1時間目は、朝山東洋 打撃コーチとマンツーマン・レッスンから始まりました。

新井貴浩 監督からも打撃フォームをいちから構築し直す指令が出ている末包。長所を残し、短所を克服するために、上体が前のめりにならないようなバッティングフォームを意識します。2000年代、西武で活躍したカブレラのような姿勢を参考に、頭を後ろに残す意識を勉強中です。