2人目は廿日市出身のDF 山﨑大地 。パリ五輪のメンバー入りも視野に入った昨季でしたが、3月の練習で右ひざの前十字靱帯や半月板を損傷し、全治9か月以上と診断。飛躍が期待されたシーズンでエディオンピースウイング広島のピッチに立ったのはわずか1分。2月23日(浦和戦)の開幕戦の終了間際だけでした。

「まだちょっと怖い部分はある」と本人は話しますが、すでにボールを使った練習に参加。完全合流の日も見えてきました。

3人目はMF 小原基樹 。J2屈指のドリブラーとして水戸で活躍したものの、加入1年目の昨季は8月に左足を骨折し、J1で8試合の出場にとどまりました。自身初となるトルコキャンプでは練習試合で得点を挙げるなどアピールを続けています。

サンフレッチェ広島 MF 小原基樹
「去年のくやしさを存分に晴らすだけなので、けがも治りましたし、いい形で(キャンプに)入れているので、試合にたくさん絡んで得点を決められるようにがんばります」

磐田から移籍のFW ジャーメイン良 や明治大学から加入のFW 中村草太 など新加入選手も注目ですが、昨季、くやしい思いをした選手たちの活躍がタイトル獲得に欠かせません。

サンフレッチェのトルコ1次キャンプは現地時間今月26日までの予定です。