被団協結成当時を語れる数少ない存在…「会って話を聞きたい」

被爆から10年後、阿部さんは声を上げ始めた他の被爆者たちとともに、被爆者の援護や原水爆禁止を求めて国会に請願をするなど活動を開始。

そうして、被団協の結成にも関わりました。

いまでは、その当時を語ることができる貴重な1人です。

「そんな阿部さんに会って、話を聞きたい…」。被団協の結成当時を知らない箕牧さんは、ノーベル平和賞を受賞した直後から考えていました。