広島県呉市の小学生が、地元の伝統野菜のキャベツを収穫しました。
呉市郷原町の畑で収穫体験をしたのは、両城小学校の4年生18人です。
収穫したのは「広甘藍」というキャベツで、9月に児童たちが植え付けました。
この体験学習は、食や農業について考えてもらおうと呉市が行っています。
広甘藍は、およそ100年前に栽培が始まった伝統野菜です。一時、市場から消えましたが、甘さがあるため、地域ブランドとして栽培が再開されました。
児童たちは、農家の人からアドバイスを受けながら、包丁で茎を切って収穫した後、重さ別に仕分けをしていました。
児童たち
「夏とか冬とかの暑さ寒さがけっこう激しかったけど大きく育ってよかった」
「でっかい広甘藍を郷原の人に食べてもらって元気を出してほしいです」
呉市は、今後も地元の農作物を通じて農業体験を行うことにしています。