アメリカ海洋大気庁の予想 本州への接近データも多く
台風の進路予報は「アンサンブル予報」という手法で行います。数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。

アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予想結果です。非常にブレ幅が大きな状況となっていますが、北上後に日本の東海上から北日本から東日本方面へと西へ進むデータが他の予報機関のモデルと比べると大きくなっています。


12日(月)のアンサンブル予想の個々のデータを見てみるとバラツキはありますが、本州付近へ接近しているデータも多く、このあたり予想にはまだかなりのブレ幅がありますが気になるところです。