広島県は18日、新型コロナウイルスの報告患者数が県独自に設定した基準を上回ったため、「新型コロナ医療ひっ迫警報」を出しました。県は現時点で医療がひっ迫している状況にはないとしています。

県によりますと、8日から14日に東部保健所管内で、定点あたりの患者数が「13.56人」と、基準値の「13人」を上回りました。夏休み明けから、10代以下の患者が増加していて、全体の約50%を占めています。

そのため、県は、現時点では、重症化しやすい高齢患者の割合は低く、医療がひっ迫している状況ではないとしています。今後さらに感染拡大が継続し、医療への負荷が増えないように、県内全域に「新型コロナ医療ひっ迫警報」を発令しました。

警報の発令は、2024年7月25日以来です。