引き取られた不要品は誰がどうする?そして売り上げはどうなる?
ヤクルト山陽・三次営業所の販売スタッフはおよそ20人。1人あたり100~200世帯の訪問先と顔の見える関係を築いています。
不要品回収の取り組みは、すでに年明けから告知。この日も、自ら不要品を持ち込む人が…

三次市の住民
「ヤクルトの販売員さんにパンフレットをいただいた。それでお役に立てるのであれば思うて、きょう持ってきた」

持ち込まれるものは、▽帯や草履・浴衣などの和服や、▽引き出物の食器など、まだまだ使えるのに使う人がいないという状態のものです。
引き取られた品物は、営業所内で、担当者が写真撮影や値付けなどを行い、「ヤクルト山陽」というメルカリショップに出品されます。
10個おそろいの新品のどんぶり鉢は、5つずつのセットで売り出されることになりました。
ヤクルト山陽 リユースチーム 天野貴美子 さん
「5枚の方が売りやすいというか、買っていただきやすいっていうのがあって」

実証実験は、2025年3月まで続けられ、収益は、三次市・安芸高田市それぞれで福祉的な目的のために使われるということです。経済合理性や環境負荷がどれくらい減ったかなどを検証・評価し、うまくいけばメルカリとヤクルト山陽は取り組みを広げる予定です。




































