大迫は、手術の影響でプレシーズンマッチには間に合わなかったものの、開幕戦には出場。守護神として無失点勝利に貢献しました。
実況
「守れるか。前を向いた。シュート。大迫! ナイスキーパー! ここはファインセーブを見せました。ここは大迫のすばらしい守備」
大迫敬介 選手
「今まで以上に周りの方々の期待だったりというのが大きかったのを感じましたし、浦和レッズ戦の自分にとっての最初の左手のセーブは、ぼく自身も正直、不安もあった中でのプレーだったので、あの一発で自分自身もプレーに乗りましたし、しっかりとゲームに入れる、1つ大きなきっかけになったプレーだったと思います。なにより新スタジアムでまずは初勝利を早く挙げたいっていうところでみんな思っていたので、その中で開幕戦で勝てたっていうのは、ほっとした気持ちがすごく大きかったです」

新スタ初勝利の勢いに乗ったサンフレッチェは、現在、首位と勝ち点差6の6位…(5月8日現在)。スキッベ体制となり、過去2年も上位争いを演じてきましたが、“新スタ元年” になる今シーズンにかける思いは例年以上です。
広島の街のさらなる盛り上がりのため、9年ぶりの栄冠を目指します。

サンフレッチェ広島 大迫敬介 選手
「やっぱり優勝したいですね。まだ2年連続でリーグ戦は3位というところで、あと一歩のところで優勝を逃しているので、この新スタジアム1年目という勢いも自分たちが借りて、新スタジアム1年目で優勝できれば、その歴史に自分たちの名を刻めますし、よりサッカーが盛り上がると思うので、ことしはなんとしても優勝したいと思っています」
感じる変化はスタジアムの中だけではありません。日本で初めての「まちなかスタジアム」として作られたエディオンピースウイング広島。その存在はスポーツという枠にとどまらず、広島の街に活気をもたらしていました。
大迫敬介 選手
「自分が行ったときもサポーターだったり、ほかのお客さんもたくさんいて、そのときも平日の日だったんですけど、平日でもこれぐらい人が入っているのだというのはすごくびっくりしたのを覚えています。ぼくらはふだん、ピッチでプレーしていますけど、休みの日でもスタジアムにたくさんのお客さんが散歩だったりグッズショップに足を運んでくださっているというのを聞いて、街中にスタジアムが移るだけでこんなににぎわい方が違うのかなと思いますし、うれしいことに自分たちのグッズっていうのもすぐに完売してしまうような状況と聞いて、やっぱり、このスタジアムの効果は大きいのかなと思います」