1軍で見たい投手No.1 素質十分のドラ1 常廣羽也斗

天谷宗一郎 さん
みんなが気になっているドラ1・常廣羽也斗 投手です。
広島カープ 常廣羽也斗 投手
― コンディション不良っていう発表があってから投げられない期間があって、きょう(4月9日取材)は60球。きょうを含めて何回、ブルペンに入った?
「4月に入ってからなので、5~6回以上は(ブルペンに)入れています」
― 徐々に手応え、力感もどんどん上がってる感じ?
「そうですね。球数も30球ぐらいからスタートして少しずつ60球まで上がってきているっていう状況です」

― きょうの出来は何パーセント?
「半分ぐらいですね」
― 半分? めちゃくちゃベース板で強い印象…
「まあ、そうですね。ベース板の強さは、いいボールはあったんですけど、なんか全体的な…、それを継続して出せるかって言ったら、まだ出せていないっていうのと、まだまだブルペンの段階で、バッターに投げていかないとわからないこともたくさんあるので」

― 対バッターにはいつ以来、投げていない?
「11月20日ぐらいからですね」
― 約半年ぐらい? けっこう不安はある?
「そうですね。バッターが立つのとブルペンって全然違うと思うので、そういう意味でどういう感じなんだろうなって思います」
― 今後のビジョンをちょっと教えてもらいたいんですが…
「来週ぐらいからシートバッティングとかバッピ(打撃投手)とかそういう実戦形式に入って(※ その後 4月17日 シート打撃登板)、それがクリアでき次第、試合に進んでいくっていう…。前はちょっと体の調子が悪いなとかで練習できなかったりとか、そういうこともあったんですけど、今はずっと継続して練習できているので、そういう意味でプレッシャーっていうよりは自分のやるべきことに目が向けられているかなと思います」

― 不安よりも今後の期待の方が大きい感じ?
「そうですね」
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
待ち遠しい。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
本当にそうです。常廣投手のブルペンを近くで見させてもらったんですけど、やっぱり強い、球が。本人は再現性のところが「まだまだだ」っていうふうに言っていましたけども、そんなことはなかったです。ちょっとバッターをイメージして立ったんですけども、どうやって打ち返すのかなというくらい、球の強さ・スピードはありました。

青山高治 キャスター
でも本人的には半分くらい?
石田充 アナウンサー
近々、実戦ということなんですけれども…。そして、同じくルーキーのバッターでいうと、佐藤啓介選手が2軍で4割超えなので、今すぐにでも1軍にっていう思いのファンの方がいると思うんですが、佐藤選手は育成なので支配下選手にならなきゃいけないっていう、1つ壁があるんです。

現状、70人っていうのが支配下登録の上限なんですが、カープは今、セ・リーグで最も多い68人(4月15日現在)がもう埋まっているということがあるので、去年の 中村貴浩 選手のようにこの時期に上がれるかどうかは、この枠との兼ね合いが出てくるんですが、どうなんでしょうか。
天谷宗一郎 さん
楽しみです。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)