ツーシーム&先輩の助言で進化の2年目 長谷部銀次

天谷宗一郎 さん
プロ2年目、長谷部銀次 投手。ツーシームとアドバイスで急成長しています。

広島カープ 長谷部銀次 投手
― 2軍で状態がすごくいいと聞いているんですけれども、入団して2年目、手応えは?
「ぼく自身、去年のオフにサイドスローに挑戦して、その中でなかなか自分の中でうまくいかなくて、そうなってくると、やっぱり自分の中で出力っていう部分で差別化していく必要があるなと思って、まっすぐの強度、変化球の強度っていう部分を今、テーマにしています」

「去年とまず違うところでいうと、サイドスローに挑戦した中でツーシームっていうのを自分の中でなんか使えそうだなって思って、それが今、腕を上げた中でも一つ武器になっているところであるので、変に曲げようとせずに、ちゃんとまっすぐのイメージで投げたらシーム(縫い目)が違うので(ボールが)動いてくれるっていう…」

― じゃあ、サイドスローに挑戦したのはムダではなかった?
「ぼくの中ですごくプラスだったかなって思っています」

― ちょっと待って。矢崎拓也 投手とすごく雰囲気が似ているのはなぜかな?
「大先輩(ともに慶応大卒)なので」

― 尊敬する部分は? 話を聞いたりします?
「去年の前半、矢崎さんがけがされていて、ここで話すことがあったんです。ぼく自身、去年、すごく波があるっていう話をしたんですけど、『自分に期待しすぎだ』ってことをすごく言われて、確かになと。フォアボールを1個出してバタバタしているところとか見てもらって、『どうせ、(フォアボール)出すんだから(気にするなよ)』っていうところで」

― それがすっと入ってきた?
「すっと入ってきました。ぼくの中で今でもすごく心がけているところですし、ありがたかったなってふうに思っています」