広島カープの窮地を救う “ヒーロー” は誰か? 生きのいい若手をRCC野球解説者の 天谷宗一郎 さんが直撃取材した。
復活求ム! “和製大砲” 末包昇大

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
みんなが待ち望む “和製大砲”・末包昇大 選手です。
広島カープ 末包昇大 選手
― 左ひざの状態、今は?
「もう1個、ヤマ場を越えてだいじょうぶになったので」

― その “ヤマ” って、どういった症状だった?
「走ることに対してちょっと抵抗があったので、そこを、なんていうんですかね、完全に走り切れる状態に持っていくまでに自分が思ったよりも少し時間がかかったなっていう感じ。ありがたいことにけっこう過保護にしていただいているので(笑)、『ぼくは行けますよ』とはうちのスタッフの方には伝えているので。(ファームで)ちょっと3試合出てみて、どうだったかと…」

― 1軍の方でも長距離打者が “ノドから口が出るほど” …、いや、ノドから口は出んわ。“ノドから手が出る” くらいほしいところ。プレッシャーには?
「せっかくチャンスがあるのに自分がそこ(1軍)にいられないっていうのは、自分の中でもったいないなと思いますし。ただ、それでなんていうか、あせっちゃうとやっぱりまた、けがが再発しちゃうんで、そこはもうあせらずにしっかりとやるべきことをやって、100%の状態で上(1軍)に上がられればなと思います」
― わかりました。どれぐらいで1軍に上がれたらなっていう思い?
「やっぱり(ファームで)フルで守備に出たら、自分の中ではもうだいじょうだなと思っているので」

― じゃあ、もうすぐ?
「はい」
― 「ファンの方は待っていてください」って感じ?
「そうですね(笑) ぼく1人でなんとかできるわけではないですけど、早く上(1軍)で試合をしたいっていうのはあります」