三次市下志和地町の白ネギ農園「アグリロアーラボ」です。
冬ネギの収穫が終盤を迎えた先月中旬、育苗器の中で秋に収穫するネギの苗づくりが始まっていました。種は4日前にまかれたもので、5ミリほどの芽が出ていました。

代表の藤谷さんが生育具合をチェックします。
アグリロアーラボ 藤谷祐司 代表
「苗の状態で2L、Lが決まってしまうと言われているので」
2L、Lとは太さの規格です。目標は、太さと使い勝手のよさで人気の2Lの生産です。
藤谷祐司 代表
「人間と同じだよと言われることがあるんですけど、やっぱり小さい時に体づくりをしとけば、大きくなっても元気だよねって考え方のもと、どれだけいい苗を作るか」
そのために専用の土まで取り寄せました。あれから1か月、育苗器の種はハウスの中で長さ6~7センチの苗に育っていました。

藤谷祐司 代表
「パッと見て、ピンと伸びて、いい生育状況かなというふうに思います。草丈がしっかりそろっているので」
藤谷さんは、2Lの生産に自信を深めていました。
藤谷祐司 代表
「うちですと、7割いかないくらいが2L。そこを90%以上でやっていきたいという目標で」
果たして、どんな収穫の秋を迎えるのでしょうか?