阿麻和利が手にしていたかもしれない品も

学芸員 佐久本晴生さん
「石垣の土台の部分、それが見つかっております。台形状の石垣が残存していて、まだまだ石垣がどういう構造だったのか、どういう風に、使われていたのかっていう所は謎のままなんですが、当時、相当強固な石垣がここに築かれていたんじゃないかという風に考えている」

さらに、阿麻和利が手にしていたかもしれない、こんなものまでー

学芸員 佐久本晴生さん
「新しく発見されたのが、こちらの銅鏡かなと思われる破片になります。中国からの交易で、鏡が入ってきたという話があって、実用的に使っていた物もあれば、おまじない的に何かしら用いていた、もしかしたら阿麻和利がこういった鏡を使って、人々を導いていたかもしれない」

「こういった遺物が出てくると、新しい勝連グスクの姿だったり、阿麻和利像が浮かんでくるんじゃないかと思う」

RBCで放送される琉球歴史ドラマ「阿麻和利」は、こうした発見や調査・研究も参考にして時代考証を行い、勝連を繁栄させた阿麻和利の物語を描いていて、主演・阿麻和利役の佐久本宝さんと、重要なキャストとして登場する山田孝之さんは次のように話しています。