アメリカが示した新たな和平計画を受け、ウクライナとアメリカなどによる協議が23日にスイスで行われることになりました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナとアメリカ、ヨーロッパの3か国の代表が23日にスイスに集まると明らかにしました。アメリカが示した新たな和平計画について話し合うものとみられます。

和平計画には、領土の割譲などウクライナ側には受け入れがたい項目が含まれていると報じられていて、ゼレンスキー氏は代替案を示すことにしています。

また、G20首脳会議が行われている南アフリカでは22日、ウクライナ和平をめぐる首脳会合が開かれ、和平計画について修正を求める考えが示されています。

記者
「(和平計画は)ウクライナへの最終的な提案ですか?」

アメリカ トランプ大統領
「最終的な提案ではない。我々は平和を望んでいる」

こうしたなか、トランプ大統領は22日、和平計画について、「最終的な提案ではない」と述べました。

和平計画のウクライナ側の回答期限については、27日が「適切なタイミング」としていますが、延長もあり得ることを示唆しています。