多数の外来機が飛来し、騒音が悪化している嘉手納基地で軍用機の飛行実態を把握しようと、基地周辺の自治体などでつくる三連協が目視調査を実施しました。
調査は午前8時から3つの地点で行われ、このうち滑走路に近い道の駅かでなでは自治体の職員が飛行経路を確認したり、騒音を測定したりして飛行実態を記録しました。
F―15戦闘機を順次退役させる計画が進められている嘉手納基地では外来機の飛行が増えていて、1月30日は午前11時3分にF―35が離陸する際、104.4デシベルが計測されました。
三連協会長 桑江沖縄市長
「しっかりとしたデータを我々はここで作っていって、それを示して具体的に(米軍に)お願いをしてきたい」
調査は午後6時まで行われ、取りまとめたデータは今後それぞれの自治体のホームページで公表し基地負担の軽減に活用していく方針です。