戦時中の学童疎開を学ぶため、県内の児童10人が宮崎県で行った追体験。児童たちは夜の海で疎開船を体験し、3日間の日程を終えました。非日常を目の当たりにした今回の体験。当時の状況をどのように感じたのでしょうか。

ひもじさ感じ、夜の疎開船を体験する児童たち

神谷美心さん(小5)
「かわいい」
賀数空楓さん(小5)
「おいしそう…。お腹が空いたよ肉が食べたいよ、すき焼き食べたいよ」

宮崎牛を見て、つい「おいしそう」と言ってしまうのには、わけがあります。

賀数空楓さん(小5)
「ずっと、やーさん(ひもじい)飯を食べていたから、肉があんまり出ていないから肉が食べたい」

戦時中の学童疎開を追体験するため、宮崎県を訪れた、10人の児童。3日間の食事は、疎開した学童が食べていたものを再現した「やーさん飯」です。

神谷美心さん(小5)
「ずっとこういう野菜系食べていたら他のも食べたいってなっちゃうし、この野菜とかちょっと苦いから食べづらい」

当時の疎開先をめぐり、寒さやひもじさを体験してきた児童たち。2日目の夜は海に出て、疎開船を追体験します。