今月13日に投開票された台湾の総統選挙。中国と距離をとる与党・民進党の頼清徳氏が初当選しました。この結果は沖縄の今後にどう影響するのか、有識者に聞きました。
与党候補の当選 台湾有事のリスクは?
当選した民進党 頼清徳氏
「平和、対等、民主、対話だけが両岸の人たちの利益で、お互いが良い状況となるための唯一の道です」

今月13日に投開票された台湾の総統選挙。蔡英文政権で副総統を務めた与党・民進党の頼清徳氏(64)が初当選を果たしました。
頼氏は、中国と距離をとりながら圧力には対抗する姿勢を示してきました。
一方、中国外務省の報道官は選挙結果を受け「台湾は中国の一部」との認識を示し…
「国際社会が今後も『一つの中国』の原則を堅持し、祖国統一を目指す中国人民の大義を理解し、支持すると信じている(中国外務省HPより)」とコメントを発表。
中国は今後も台湾に対する圧力を強めることが予想されています。

頼氏が当選した今回の選挙で“台湾有事”のリスクは高まったのでしょうかー